卒乳と断乳 その後のケアの実際

娘が1歳5ヵ月を前に自然に卒乳しました。
おっぱい大好きだったのに、しかも前日までは1日4回くらいのペースで飲んでいたのにこれにはびっくり。
でも卒乳が私の希望だったので、無理なくおっぱいにバイバイできた娘を誇らしくも思います。


卒乳と断乳は違う

しばし混同されているようですが『卒乳』は主導権が子ども(赤ちゃん)、『断乳』は主導権が母親。
母親が何らかの理由で子ども(赤ちゃん)におっぱいを飲むのをやめてもらうことが断乳です。
子ども(赤ちゃん)が自分からおっぱいが要らないと離れていくのが卒乳です。
こちらの都合でおっぱいをやめさせてしまうのは可哀想だし、つらい時におっぱいのコミュニケーションがあることで精神的に安心できるみたいだったので、断乳というかたちはできれば避けたかったというのが本音です。


卒乳後のおっぱいケア

自分でしぼるにも限界がある感じだったので、私は以前ご縁のあった助産師さんにケアをお願いしました。
その方は1回に1時間半くらいかけて施術して下さる方で、私の分泌量(多い方)だと4回くらいはかかるだろうという事でした。
1回目施術後はすぐに張ってきて、1週間後の予約した日まで我慢できるかな…という感じだったのを覚えています。
右の胸がが張ったり、それが落ち着いたら左が張ったり、上の方だったり横の方だったり、毎日いろんなところが痛かったですが、見てもらう日には胸もすっかりボリュームダウンし落ち着きました。
なので4回だと言われていたところ3回の施術ですみました。
料金もまぁいいお値段とられるのでこれはラッキー。
最後の方は黄色いおっぱいが出てましたよ。


寝苦しい時はキャベツを当てよう

助産師さんが教えてくれたのですが、民間療法のひとつで『青菜湿布』というものがあります。
乳腺炎になった時のようにおっぱいが熱をもっているときは、キャベツを被せるといいですよ、とのこと。
旦那に「それはギャグだろう」と言われながらも、楽になるのならと冷蔵庫にあったキャベツを2枚ちぎって胸の上に載せてみました。
冷たくて気持ちいい。
きつい時は寝る前にキャベツ湿布で乗り切りました。
お金もかからないので、困っているお母さんがいたら、ぜひ。
こちらのサイトで分かりやすく書いてあります。→「医食同源−風邪養生日記


子どもが卒乳するということ

はっきり言ってなんで娘がおっぱいにバイバイできたのかよく分かりません。
助産師さんは「おっぱい以外でも娘の周りにいる人たちから愛情を受け取れると思えたから」と嬉しいことを言ってくださいましたが、まだしゃべれないので本当の理由は娘しか知りません。保育園に行っているので、運動が足りているということも大きかったのかもしれませんね。
偉そうなことはいえませんが、親に構ってくれ、甘えさせてくれ、なんて言ってくれるのは今だけですから。子どもからの「抱っこして」や「遊んで」などの要求には、出来るだけその時に答えてあげたいものです。(自分にも言い聞かせてます)
すぐ対応できない時はちょっと待ってもらって、あとで「待っててくれてありがとうね」という声掛けをするとか。
日々余裕がない!というお母さんは子ども中心に生活できるように、毎日のことをちょっと工夫できないか考えてみてくださいね。
『努力』しちゃうと疲れちゃうので『工夫』がいいですよ。