逆子なおしの実際

現在妊娠34週目なんですが、27週目から32週目くらいまで逆子でした。
最初のほうは、まだ週数もあるから〜とのん気に考えていたのですが、さすがに9ヶ月入るくらいからは焦りました。
今回は、その体験談を同じ悩みを持つ方のためにまとめてみることにします。


逆子にもいろいろ

私は助産院で検診を受けているので、毎回エコーを見てもらえるわけではありません。
ただ血液検査など医療行為が必要なときは、提携先の病院で診察してもらいます。
27週目に久しぶりにエコーで我が子を見せてもらっていると、「逆子ですね」と先生。
でも今の時期はまだ動き回ってるから気にしなくていいとのこと。
確かに、夜お風呂上りに仰向けになってお腹を触っていると、頭が上にあったり右にあったり左にあったり…お腹の中でぐるぐると動き回っている様子。

こちらのサイトを見てみると逆子にもいろんな種類があるようです。


逆子なおし1〜逆子体操〜


助産院で教えてもらった逆子をなおす体操です。
2は見ての通り、1のポーズもきついんですよ。
で、これをできるだけ長くやった後、赤ちゃんの背骨のあるほう(左右どちらか)を上にして横向きに寝ます。
原理としては、矢印のほうに重力がかかって赤ちゃんの足やお尻が骨盤から出てきて、その隙に横になることで、くるんと半回転してもらうという訳です。
で、実際私がやってみての感想ですが…あまり効いた気がしてません。
だってお尻が骨盤にはまってたわけではなかったし&体操をしてなくてもぐるぐる動いてるのが分かってたから。
しっかり頭が上にあるなっていう方はやってみる価値はあると思いますが…。人それぞれかも。


逆子なおし2〜鍼灸

助産院で体操の他に進められたのが鍼灸でした。
助産院に出張で来て下さっている鍼灸院の方がいらっしゃるので、電話して受けてみてくださいとのこと。今まで無縁の世界だったのでドキドキしながらやってもらいました。
それがこちらの『和み鍼灸整体院』さんです。
これが全然痛くないし熱くもない!終わったあとは身体が楽になり、お腹の赤ちゃんも活発に動いていました。
これまた私の場合なんですが、お腹は温かいので心配しなくても大丈夫と言ってもらえました。
(逆子のお母さんはお腹が冷たくて固いことが多いそう)
ただ、血の流れ(?)が弱いので身体を元気にしていきましょうと。
そのうち自分でもお灸をするように進められ、なおった現在でも毎晩せっせとお灸をすえています。
慣れると簡単。5分もあれば出来るのでオススメです。

▲これがもぐさのお灸(線香付き)

▲三陰交というツボにお灸をすえている様子
鍼灸は一週間に一回くらいのペースで通ったのですが、結果としてはとてもよかったと思います。
いろんなことも教えてもらえたし、定期的に通うことによって自分にも赤ちゃんにとってもいい効果があったと思います。


逆子なおし3〜四種混合操体法

妊娠してからずっとお世話になってる『トコちゃんベルト』の考案者である方のブログ『魔女のひとりごと』に載っていた【4種混合操体法】です。
ネットで逆子について検索していたら偶然たどり着いたのですが、この体操、すごく簡単なのにすごい!
何がすごいって、ちょっと動いて張ってしまったお腹もこの動きをするとすぐに柔らか。
また赤ちゃんが動き出すのもハッキリ分かります。
やる時期がよかったのかもしれませんが、この体操を夜寝る前に始めたところ、数日後に胎動が変わるのを感じました。
そして次の検診ではめでたく逆子がなおってると確認できたのでした。


逆子なおし4〜冷やさない!〜

後はとにかく、お腹・腰・足首の3点を温めることです。
職場ではレッグウォーマーをして腰にホッカイロを張っていました。
なるべく温かい飲み物を飲むというもの常識ですね。


こんな感じでいろいろ試行錯誤した結果、いつの間にかなおっていました。
おへその上のほうがウニウニしだしたのに気づき、「もしや!」と思ったら案の定!
やっぱり我が子は分かってくれてたのか〜と、お腹に向かって「いい子いい子〜」しました。
一時期は思い通りになってくれない我が子に「キィッ」って思ったこともありましたが、そういった自分の感情は伝わってしまうものなんでしょうね。
「この子が逆子だったおかげで、いろいろ経験できたじゃないか」と思えたら気持ちも楽になって、それが良かったのかもしれません。